2018年より長崎県観光連盟さまと共同で長崎市内の小学生を対象に出前講座を行っています。観光都市長崎の魅力と長崎の仕事について、長崎青年会議所が長崎で活動してきたことや、長崎のお祭りが出来るまでなどをテーマに市内各地の小学校を回らせていただいています。
2020年は11月13日、伊良林小学校体育館にて6年生95名を対象に出前講座を実施致しました。当日は「大好きな長崎とおまつり」というテーマで長崎青年会議所の中島川大清掃の紹介と、ランタンフェスティバルが始まったきっかけ、私達がおまつりを新しくはじめるにはどうすればよいかについて、スライドで説明しました。お祭りはいつの間にか出来るものではなく、お祭りを作ろうと思って頑張った人がいて、その人が最初から賛成されたわけではなく、反対意見があったり、沢山の苦労をしながら今の地域が協力して行う大きなおまつりに育て上げていったことを話させてもらいました。クイズのコーナーでは、子ども達全員が一斉に大きな声で「ハイ!」と手を上げて、誰を指名すればよいか迷うほどでした。手作りランタンを回答者にプレゼントしたところ、子ども達から大変喜んでもらえました。仲間を作り、お手本になる人を見つけて、やることを決めたら、あとはどこまでやるかですという話をしたところ、質疑応答の際、参加した小学生から「進学で一旦長崎を離れても、将来長崎に帰ってきて頑張りたい」という感想を発表してもらいました。
アンケートでは、「私は青少年育成委員会さん(原文ママ)が本当に長崎の事を大事に思っていると分かり、これからは自分たちがその思いをせおっていきたいと思いました。また、行動力、そしてやれるところまで全力でいどむことが大切だと分かり、これからは仲間をたくさん見つけていきたいと思いました。」といった子どもたちの熱い感想をいただきました。子ども達の長崎への思いを目の当たりにし、彼らの成長の先に長崎の明るい未来が開かれていくのを感じました。長崎の子ども達は元気です!